北海道ガス(川村智郷社長、札幌市東区)と連結子会社の北海道LNG(井澤文俊社長、同)は10月28日、子どもたちのイラストをデザインした新しいLNGローリー車2台の完成披露会を開催したと発表。
LNGローリー車は、パイプラインが通じていない地域に、LNG(液化天然ガス)を輸送するタンクローリー車。2050年カーボンニュートラル時代の主役となる子ども達にとって自分たちの将来の夢を考えるきっかけに、また、エネルギーや環境に関する学びの機会になればとの考えから企画したもので、昨年、石狩LNG基地の操業10周年記念事業で実施したのに続き、2回目となる。
北海道在住の小学生から、「2050年の自分や一緒にいたい大切な仲間」をテーマにイラストを募集したところ、合計1393作品の応募があり、審査の結果、車体に掲載する入選120作品(60作品×2台)、さらにその中から優秀賞6作品を選定した。
車体を彩るイラストは、子ども達が思い描く2050年の未来、そして大切にしたい家族や仲間などの姿が、豊かな感性で表現された作品で、「子ども達が未来へ馳せる真っすぐな思いを、LNGローリー車を通じてたくさんの方々に届けていく」としている。