Rapidus 千歳事務所を開所

Rapidus(小池淳義社長、東京都千代田区)は1月 22日、千歳市に本社の出先機関として千歳事務所を開所したと発表。
同社は千歳市において昨年9月から、国内初となる2nm(ナノメートル)ノード以下の最先端ロジック半導体を製造する施設・IIM(Integrated Innovation for Manufacturing)を建設しており、工事の進捗に伴い、千歳事務所を新設することにした。同事務所は、北海道における窓口として、地元企業との面談や、総務・採用関連などに関しての業務を行う。

同社は現在、IBMとの協働により、2nmのロジック半導体生産に関する技術開発を進めており、また、ベルギーの国際的な開発機関imecにおいて、最先端半導体の生産に不可欠なEUV露光装置の技術を習得する予定。こうした技術を活用し、IIM-1において2025年4月にパイロットラインを稼働し、2027年には量産を開始する計画。

「千歳市において最先端ロジック半導体の生産を実現させ、日本の産業力強化に貢献していく」としている。

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