佐川急便は3月27日、剣淵町(早坂純夫町長)と住民サービスの向上ならびに地域の活性化を図るため「地域活性化包括連携協定」を締結したと発表。同26日、剣淵町役場において締結式を行い、早坂町長と佐川急便北海道支店の寺島秀樹支店長が出席した。
主な協定内容は、「災害対策(地域防災への協力)」「地域の安全・安心」「観光支援」「地域産品の流通・販売支援」「環境保全の推進」「その他地域活性化」―に関することなど。
同協定の締結を契機に、同社は双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいくとしている。
同社は社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組んでおり、その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進しているほか、子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。