札幌商工会議所の運輸・自動車部会は12月5日に、北海道経済センターで「物流フォーラム&展示会」を開催する。
北海道物流人倶楽部(斉藤博之代表幹事、北海道物流開発)との共同企画となり、同会議所としては初めての試み。北海道においても物流に特化した展示会が開かれるのは非常に珍しい。
「物流フォーラム」は、道内の物流関係者が隔月で集う北海道物流人倶楽部が今年7月に設立10周年を記念して、「北海道の物流を考える第一歩」という位置付けで開催した。
この際は、日本物流学会会長の齊藤実神奈川大学教授をはじめ、物流企業や物流不動産開発企業などによるパネルディスカッションを実施、北海道の物流の現状や課題などについて問題提起を行なった。
12月のフォーラムは、これに続くものとなり、より広く参加者を募る。
「展示会」も、北海道物流人倶楽部が2019年7月に「会員企業展示会・情報交換会」という形で開催した。これは当時、北海道における近年初の「物流専門展示会」となり、21の出展企業・団体が参加した。
12月の展示会は、これに続く形として3年ぶりの開催となる。会場に出展ブースを設け、物流に関連する製品やサービスなどを広く案内する。
同会議所では現在、展示会に出展希望の企業・団体などを募集。
展示会の出展料は無料。定員は24社を予定。応募多数の場合は事務局にて選考を行う。