ソルブブレイン「今、必要となる物流セミナー」開催

物流システムやデジタコ・安全機器の販売などを手がけるソルブブレイン(照井徹社長、札幌市東区)は6月14日、札幌コンベンションセンターで「今、必要となる物流セミナー」を開催。講演のほかに 同社が扱っている運行管理・安全管理に関わる機器やシステムなどを展示した。
 
同社営業部の岡本拓弥主任が「ドラレコ・デジタコ選び方・活用方法〜つけておわりにしないために」と題して講演し、「ドラレコでは、危険運転をリストアップするには常時録画+イベント録画、ヒヤリハットの原因を知るには前方と運転席を撮影、全車両の危険運転を一斉に検索するには通信型がそれぞれ有効。デジタコは、直感的な操作の仕様、問い合わせ・不具合時の対応、補助金に対応しているかなどが重要なポイント」と述べ、今年度のこれら機器の補助金の動向について説明した。
また、「車載器を導入する目的をはっきりさせることが重要。『付けて終わり』にならないよう、管理者とドライバーが『事故を防ぐ・会社を守る』という共通の意識を持つようにしてほしい。機器を付けていないとヒヤリハットがドライバー本人以外にはわからず、『あと1㎝で衝突』という場面でも何もなかったことになる。『急ブレーキは事故とイコール』と考え、自社のヒヤリハットの映像を教育に活かしてほしい」と強調した。

このほか、行政書士佐々木ひとみ事務所の佐々木ひとみ代表が「人材不足を解決する為にやらなければならないこと〜最近の法改正に関する情報を踏まえて」と題して講演し、「運行管理者はドライバーの身体・精神両面の健康をどれだけ把握しているかが問われる。健康起因事故を防ぐためにも、社内で『事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル』の読み合わせをしてほしい」と述べた。

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