第2回道央ロジスク開催予告 参加枠を大幅拡充 60社募集

北海道開発局、北海道運輸局、北海道経済産業局、北海道は9月13日、道内での「中継輸送・共同輸送」実現に向けて、行政機関が物流マッチングの機会を提供する「道央ロジスク」を10月23日に札幌第一合同庁舎で開催すると発表した。北海道独自の取り組みで、昨年度は北海道開発局が主催した。2回目となる今回は、道内の関係行政機関4者による共催。

現在、参加する物流事業者と荷主企業を募集しており、今回は参加枠を大幅に増やし、60社程度を募集。昨年度の道央ロジスクは15社の参加だったが、この4倍の規模での開催を目指す。

ロジスクは、昨年度からスタートしたワークショップ形式による共同輸送・中継輸送の実現に向けた企業間マッチングイベント。物流課題や、共同輸送・中継輸送したい品目・ルート等について、物流事業者同士が少人数のワークショップで話し合える場を提供する。マッチング成立から共同輸送・中継輸送の実現まで、行政を含む事務局がサポートを行う。これにより、「継続性・信頼性の高い協力体制」づくりを目指す。

物流事業者あるいは荷主事業者の連携による共同輸送・中継輸送の実現に向けて、1テーブル4社程度、1回30分程度でワークショップを実施。自社の物流課題や、マッチング相手に希望する条件等、1回30分程度で自由に意見交換を行う。これを席替えによりテーブルメンバーを変更し、計3~4回行う。また、意見交換のワークショップ終了後、参加者間での交流時間(フリートーク)を設ける。

北海道開発局・北海道運輸局・北海道経済産業局・北海道では、4者の共催により、ロジスクの取組を全道に拡大し、北海道の物流の維持・発展を目指すとしている。

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