「デリバリーなのに店頭価格」千歳・恵庭エリアでスタート

Wolt Japan(東京都渋谷区)は6月23日から、デリバリー商品価格を店頭と同じ商品価格とする「デリバリーなのに店頭価格」の取り組みを千歳・恵庭エリアで開始した。ユーザーは、取り組みに参加する店舗からのデリバリーを店頭と同じ商品価格で注文ができる。

2024年10月から広島県呉市で実証実験を行っていたが、正式サービスとして4月に札幌市エリアで初めて導入。6月には帯広市でも展開し、今回、千歳・恵庭エリアでもスタートした。

一般的にデリバリーサービスに掲載される商品の価格は、店頭で購入できる商品価格よりも高く設定される。これはデリバリーサービスに係るコストを店頭価格に上乗せするのが慣習となっているためで、日本固有の商慣習だった。
価格の高さから利用しにくいと感じている消費者にデリバリーをもっと気軽に利用してもらえるよう、同社は今回、取り組みの趣旨に賛同する加盟店の協力を募り、同取り組みを千歳・恵庭エリアでも開始した。開始時点で40店以上の店舗が参加し、 対象店舗はアプリやWebサイトで「店頭価格」の表示がされる。

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