富良野通運(永吉大介社長、富良野市)は8月30日、7月下旬に苫小牧臨空柏原地区に敷地面積1万平方㍍の事業用地を新たに取得したと発表。
同事業用地は、苫東(辻泰弘社長、苫小牧市)が整備する臨空柏原地区に位置。自動車関連作業をはじめとする製造業、食関連産業、エネルギー関連産業、リサイクル関連産業などさまざまな企業が立地している。北海道と本州をつなぐ重要な拠点港である苫小牧港からの利便性も高く、日高自動車道や道東自動車道などを通じて、道北・富良野地域との物流結節点として適している。

富良野通運は、農産品、肥料や飼料、農業用資材などを「本州〜苫小牧〜道北・道央地域」をつなぎ、北海道農業に寄与する物流を中心に事業を展開しているが、新たに苫小牧に事業拠点を配置することで、より効率的な配送を可能にする考え。
今後、トラックを配置した営業所を設置、配送センター運営や土地の賃貸などを通じ、顧客の課題を解決する物流提案を行っていくとしている。