札幌市が主催する仕事体験イベント「さっぽろシゴト博」が10月31日、11月1日の両日、札幌パークホテルで開催され、多くの親子連れが来場した。医療・福祉や警備・清掃、接客・販売や行政機関まで多様な職業が体験できるコーナーが設けられ、「建設・運輸ゾーン」では、トラックVR運転体験、トラック模型の展示、トラックぬりえ提供、仕事動画上映、仮想の運転免許証のパネル展示などのメニューを用意。屋外会場では運転席にも乗ることができる「トラックの展示ゾーン」も企画されていたが、悪天候のため中止となった。
X(35万人以上)やインスタグラム(15万人以上)で多くのフォロワーを誇る現役トラックドライバーで人気インフルエンサーの「トラックめいめい」さんによるトークショーも行われた。来場した子どもから「トラックの絵」がプレゼントされためいめいさんは、「実際に乗っているトラックをリアルに書いてくれた」と驚き、「トラックに飾ります」と喜びの表情を見せた。

【「トラックめいめい」さんトークショー 「関東進出を目指す」「体力続く限り続ける」】
周りにトラックドライバーがいなかったので、身近な職業ではなかった。ファッションデザイナーが夢だったが、社会に出る時に「やりたいことよりできることを探そう」と考え、ネットで「1人でできる仕事」として、トラックドライバーが目にとまった。免許を保有しておらず、車を持たない家庭だったが、力には自信があったので、やってみようと思ったのが始まり。「運転が好き」というのとは違う方向から始めた。
女性のトラックドライバーは少ないと言われるが、増えていると感じる。女性ドライバーを見ると「かっこいい」と思う。体力や背の高さで男性に敵わないこともあるが、工夫してやっている。手積み手降ろしが大変と言われるが、私は好き。20㌔㌘の野菜の段ボールをJR貨物のコンテナに5㌧手積みする。これを複数のコンテナに行うので、1日に15㌧〜20㌧を積むこともある。コンテナ1基に30分程度かかるが、3基目になると体力がなくなり50分くらいかかることも。ゲームをクリアしているようで達成感があり、仕事後のご飯が美味しく感じる。仕事終わりのビールで疲れを吹っ飛ばしている。

手積みがない仕事もあるので、体力がない人でも自分に合った仕事が選べる。トラックは幅広い仕事があり面白い。就職した会社や行う仕事が合わなかったとしても、転職がしやすい職業。免許を持っているのは強い。
意外に思われるが、プライベートでは極力運転をしないようにしている。18歳からトラックに乗っているので、乗用車に乗る経験が少なく、『運転=仕事』という感覚でリスクを感じてしまう。休みの日は、できるだけリスクを感じたくない。いまだに駐車場に止める時は斜めになることが多い。
これまでドライバーを続けてこられたのは、「ストレスの少なさ」が大きい。人に気をつかってしまう性格だが、1人の時間が多いので気疲れをしない。
これからの目標は、道内の運送会社に勤めているが、この会社で関東進出をしたい。関東に行って、渋谷で遊べたら。18歳の時に2㌧車から始めたが、大きいトラックに憧れがあり、今乗っているトラックが一番好き。体力の続く限り、この仕事を続けたい。





