釧路開発建設部は11月27日、昨年12 月 22 日に開通した道東自動車道(阿寒IC~釧路西IC)の開通後の交通状況や効果などを公表した。
釧路港から士幌町の飼料工場への飼料原材料の輸送を1日2往復できる車両が増加し、飼料供給の効率性向上に寄与している。飼料輸送会社からは「士幌町で製造する飼料の原材料はほぼ釧路港から輸送しているが、高速の開通前は国道38号を利用していたためトラック20数台が1日1往復しか輸送できなかった。 道東道が昨年、釧路西ICまでつながったことで、全体の約半数の10台程度が1日2往復できるようになった。1往復当たりの輸送時間も約20分短縮され、飼料原材料の輸送効率が向上した」との声があったと紹介。

また、北海道で初めて線状降水帯が発生した令和7年9月の大雨によるJR運休時には、道東道を利用した貨物の代行輸送が行われ、物流の維持に貢献。「豪雨が発生した翌々日の同22日から10月4日までの期間中、トレーラによる代行輸送を6社以上の輸送業者に委託した。 帯広〜釧路間での災害発生時の代行輸送 は、阿寒IC~釧路西IC開通前は国道38号を主に利用していたが、今回のJR運休に伴う代行輸送では、輸送距離と輸送時間が短縮され、輸送効率が大幅に改善されたことから道東道を利用した。災害時の代行輸送ルートの選択肢が増えることは大きなメリット」という物流事業者の声を紹介している。





