北海道労働局は9月10日、北海道トラック総合研修センターで「荷主等事業場の荷役災害防止担当者に対する安全衛生講習会」を開催する。
陸上貨物運送事業の労働災害の70%は、トラックの荷台等からの墜落・転落等の荷役作業中に発生しており、さらにその70%は荷主等(荷主、配送先、元請事業者等)の事業場で発生している。このため、厚労省では平成25年3月に「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライン」(荷役ガイドライン)を策定し、陸運事業者の実施事項、荷主等の実施事項を示した。
この荷役ガイドラインに示された荷役災害防止の担当者に対する安全衛生教育を実施する。
荷役ガイドラインの教育カリキュラムに基づいて実施されるもので、受講者には修了証が渡される。
定員は100人。参加費は無料。