北海道ロジサービス 物流支援ロボット 「CarriRo」の導入規模拡大 搬送人員をゼロに

ZMP(谷口恒社長、東京都文京区)は10月31日、販売している物流支援ロボット「CarriRo」が、生活協同組合コープさっぽろの物流を担う関連会社・北海道ロジサービス(江別市)において追加導入され、導入規模が拡大したと発表。

北海道ロジサービスは、宅配サービスのSKU増加に対応するために2018年8月に導入したオートストアの活用により、効率の良い入出庫が実現できた。オートストアから集品ラインへの庫内輸送が急務になっていたところ、「CarriRo」の導入を決め、同9月までに「CarriRo FD」(追従モデル)を6台導入した。

その後、庫内作業全てをロボットへ頼るのではなく、人とロボットが共存する「省人化・省力化」という観点から「CarriRo」を活用し、さらなる省人化を進めるために「CarriRo AD」(自律モデル)を2台、「CarriRo FD 」を3台追加で導入した。
自律移動モデルの追加導入などにより合計 11 台で運用、この結果、これまで作業員の後を追従させて荷物を牽引していたところを、先頭を「CarriRo AD」とすることで、無人での隊列搬送が実現し、搬送にかける人員がゼロになった。

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