SIACT令和元年度事業  輸出4割減

札幌国際エアカーゴターミナル(阿部直志社長、千歳市)は8月6日、令和元年度の事業報告書を公開した。

米中貿易摩擦の影響で中国経済が減速したほか、1月末に中国武漢州で新型コロナウイルスが発生し、日本でも3月9日より国際線の受入は成田空港と関西空港に限定されたことで、国際線貨物が激減、輸出量は1万1681㌧と前期比63・9%となった。
輸出入合計では1万6123㌧で同69・7%となった。
売上高は4億8740万円と同76・1%、営業利益は4999万円と同22・2%だった。

現況について「新千歳空港における唯一の国際貨物の物流拠点」であり、「継続して安定した経営を推進していく所存」としている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする