「道内企業の雇用動向と新卒採用」北洋銀行調査 

北洋銀行は10月14日、「2020年道内企業の雇用動向と今後の雇用方針等について」の調査結果を発表した。8月下旬〜9月中旬にかけて全道685社に聞き、393社(回答率57.4%)から回答を得たもの。運輸業は27社が回答。

従業員の過不足感では、全産業で「過剰」が14%、「適正」が33%、「不足」が53%となり、雇用人員判断DI(「過剰企業の割合」-「不足企業の割合」)はマイナス39と前年同時期より27ポイント改善した。
運輸業では「過剰」が12%、「適正」が31%、「不足」が58%となり、雇用人員判断DIはマイナス46。前年同時期よりも44ポイントの大幅な改善となり、人手不足感が急速に緩和している。

今後の雇用方針では、全産業で「人員を増加する」は46%、「現状維持」が47%、「人員を削減する」が7%、雇用方針DIは39となり、前年同期より22ポイント低下。
運輸業では「人員を増加する」は38%、「現状維持」が62%、「人員を削減する」が0%、雇用方針DIは38となり、前年同期より36ポイントの大幅な低下となった。

新型コロナウイルスの雇用への影響と対策では、全産業で「過剰となった」が26%、「不足となった」が14%、「過不足感に変化なし」が59%となった。
運輸業では、「過剰となった」が42%、「不足となった」が12%、「過不足感に変化なし」が46%となった。

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