ファームエイジ(小谷栄二社長、石狩郡)は2月15日、日本初の放牧酪農・畜産専門ECサイト「FAR夢」をオープンした。
同社では、35年以上にわたって、放牧を推進するために電気柵やフェンスなどの販売・提案を行い、並行して、日本にはまだない酪農畜産商品の開発に取り組んできた。
市場にはまだないユニークな商品を扱ってきたものの、販売当初は見慣れないことや、一般的な商品と比較して高額なものが多かったため、注目される機会に恵まれなかったという。
同社では、放牧酪農・畜産における「現場の課題解決ができる商品」を、より多くの生産者に届けたいとの考えから、同ECサイトを立ち上げた。
しかし、持続可能な世界を作っていくために嗜好の変化が起き、こうした新たな時代の変化に活路を模索する生産者も増えてきたことから、次第に商品が認知されるようになっていたとし、「現場の課題解決ができる商品を、もっと多くの生産者に届けたいと考え、ECサイトを立ち上げるに至った。
現場の課題解決ができる商品を提案していく」としている。