津軽海峡フェリー 内航船省エネルギー格付制度「5つ星」獲得

津軽海峡フェリー(村上玉樹社長、函館市)は3月29日、津軽海峡ロード「青森~函館」航路に就航している船舶「ブルールミナス」「ブルーハピネス」「ブルードルフィン」「ブルーマーメイド」の全4隻において、国交省より内航船省エネルギー格付制度で最高格付けである5つ星を獲得したと発表。
内航フェリーにおいて、同航路全船が省エネルギー格付制度で5つ星を取得したのは今回が初めて。

同制度は、国交省が内航船舶のCO2排出削減目標「2030年度に2013年度比で157万㌧のCO2削減」を達成するため、船舶の省エネルギー及び省CO2効果を「見える化」し、評価するもの。評価方法は、運航船舶の環境性能を基準値からの改善率に応じて1~5つの星で評価される。
今回、同社において2020年6月9日より同航路で運航している「ブルールミナス」をはじめ合計4隻の同型船は、フェリーで主流である2機2軸(2エンジン2プロペラ)から、1機1軸(1エンジン1プロペラ)を採用することで、従来運航船舶より燃料消費量を約20%削減した。

同社では「これからも環境にやさしい船舶でお客様に安心で快適な船旅を提供するとともに、津軽海峡エリアの魅力を発信し、地域に密着した愛されるフェリーを目指します」としている。

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