札幌エムケイ  フードデリバリー「テイクイーツ導入」 専用サイトもオープン

ランプ(河野匠社長、京都市中京区)は6月4日、展開しているテイクアウト予約・決済システム「テイクイーツ」が、全国8都市でタクシー事業をおこなうエムケイ(青木信明社長、京都市南区)のグループ会社の札幌エムケイ(同社長、札幌市白石区)が運営する「MKタク配」に全面導入されると発表した。専用のポータルサイトもオープンし、飲食店にも利用者にも利便性のあるサービスを展開していく。

「テイクイーツ」は、飲食店にとって「初期費用ゼロ」でテイクアウト事業をスタートできるタクシーを使用したフードデリバリーサービス。
一方、「MKタク配」は、京都市内限定で2021年1月より「テイクイーツ」を全面導入して展開。今回、巣ごもり需要の増加が続く中、コロナ禍におけるテイクアウト・デリバリーの利用に対応するため、札幌エリアで提供されている「MKタク配」にも「テイクイーツ」を導入した。北海道エリアでは初の「テイクイーツ」を導入したタクシーデリバリーサービスとなり、札幌市内で利用できる。

「MKタク配」は、利用者が対応店舗で注文すると、店舗から配車依頼が入り、MKタクシーが商品を受け取り、利用者宅へ届ける。到着時に利用者に連絡し、タクシーの停車場所まで受け取りにきてもらう。ウイルス対策として、事前決済かQRコード決済のみで現金の授受はせず、商品もトランクから利用者が直接ピックアップし、ドライバーは商品に触れない仕組みとなっている。

2021年6月現在、導入店舗は「釜炊きご飯専門定食かまど家」「アサヒビール園羊々亭」「札幌ラーメン悠」の3店舗。札幌市の中央区・白石区・豊平区限定で配送料550円でスタートし、今後サービス拡大を予定している。

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