稚内・コルサコフ定期航路利用促進協議会は、稚内港とコルサコフ港との間での貨物輸送経路の確立や輸送の拡大を目指して「貨物船チャーター事業」を行っており、今年度初のチャーター船が7月29日に運航したと発表。
スムーズに積載が行われ、輸出品として、現地店舗等での販売向け各種商品約2.4トン、また、輸入品として、民芸品等約0.1トンを輸入した。
今年度の「貨物船チャーター事業」は、7月から12月の間に同日を含め、4回運航させる予定。
同協議会は、稚内-コルサコフ定期航路の利用促進を図り、同航路の永続的発展に資することを目的として開設。現在、稚内・コルサコフ航路の利用促進、及び定期航路再開を目指し、チャーター船による海上物流事業などを継続的に行っており、「発展著しい両地域の経済交流ならびに事業者様の具体的なビジネスプランにとって、一助となればと考えている。日本とロシア、そしてヨーロッパへと繋がる新たな物流ラインとして精力的に活動していく」としている。
なお、新規輸出入事業者向け助成金制度を創設しており、助成金額は1回限り、5万円となっている。