自家農園や地元の野菜を含めたスープカレー専門店「KENASHIBA」を運営するFarch(中村亨代表、東京都港区)は7月29日、規格外野菜や地方の隠れた食材を取り扱うECサイト「Farch.shop」を開設すると発表した。
第一弾として北海道十勝地区に所在する「JA十勝池田町」と取り組みをスタート。今後、地域を拡大していく考え。
Farchの代表である中村の地元、十勝池田町では「つくねいも」や「長芋」などの野菜が「味は変わらない」が形や色が理由で規格外となり、フードロスを防ぐため安値で卸さざるをえないという現状があった。
近隣の農協でも同様に安値での販売や廃棄等の対策をとっていることが判明し、この現状を改善するため、規格外野菜をメインに扱うECサイトを開設した。