コロナ禍「企業」と「求職者」つなぐ動き 物流企業も利用

新型コロナウイルスの影響が長引く中、「求職者」と「人材採用に取り組む企業」をマッチングさせる行政や経済団体の取り組みが目立ってきている。

北海道では、新型コロナウイルス感染症の影響により、事業の継続や従業員の雇用維持に苦慮している企業や、深刻な人手不足に直面している企業などに向けて、求人情報をインターネットで公開する「北海道短期おしごと情報サイト」を立ち上げ、4月23日より公開。

同サイトでは、人材を必要としている道内企業の求人情報を地域別に一元的に掲載している。短期的に働きたい希望を持つ人や、アルバイト先が無くなり困っている学生などと企業を繋げることにより、企業の生産維持・事業継続をサポートする。物流企業の求人情報も多く掲載されている。

札幌商工会議所では、求職者・休業者に向けて、「緊急的に人材を求める企業」や「新型コロナウイルス感染拡大の終息を目途に、副業等に協力できる企業」の採用情報を広く発信する「新型コロナ雇用対策掲示板『ジョブボード北海道』」を開設、4月23日より公開している。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、解雇や雇止めが発生する中、人材を積極的に採用したい道内企業の採用情報を一括して掲載、求職者とのマッチングを支援する。道内企業の採用情報を広く周知しており、「運輸・物流業」では5月11日時点で20件を超える採用情報が載っている。

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