デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japan(東京都渋谷区)の関連会社、Wolt Market Japan(同)は11月22日、配達専用スーパー「Wolt Market(ウォルトマーケット)」を札幌市内に2拠点同時開設し、食料品や日用品など約2000品目の商品を注文から約30分程度で届ける即時配達サービスを12月2日よりスタートすると発表した。
店舗は、Wolt Market 札幌ノルテプラザ店(札幌市北区)、Wolt Market 札幌白石店(同白石区)。配達料金は1㎞未満の配達は99円、1㎞〜2㎞未満は199円、 2㎞〜3㎞未満は299円、3㎞以上は399円。最大配達距離は5㎞。
「Wolt Market」は配達専用スーパー(ダークストア)。一般店頭販売は行わず、独自ルートで仕入れた食料品や日用品をWoltのプラットフォームを通じて販売し、Woltの配達パートナーが注文から30分程度で自宅や職場などに商品を届ける。
また、独自のアルゴリズムによって注文データを分析し、地域ごとの購買トレンドを品揃えに反映、メーカー直接仕入れによるコスト削減で低価格販売を目指す。生鮮食料品の品質にもこだわり、札幌の2拠点では、創業40年の「水戸青果」や創業70年の食肉製造・卸会社「肉の山本」など地元の目利きが厳選したアイテムを取り扱う。
Woltでは、次世代のEマースとして注目される「Qコマース(即時配達)」をグローバルで強化しており、現在3カ国12拠点で「Wolt Market」を運営している。「Woltのプラットフォームの中に、地域で根強く支持されるレストラン、スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、百貨店とWolt Marketが共存することで、ユーザーに豊富な選択肢を提供することが可能になります。さらに即時配達サービスは商品を注文から30分程度で受け取ることができることから、家事や育児に忙しい共働き・子育て世帯にもお役立ていただけます。Wolt Marketの全国展開を目指し、更なる事業拡大を進めてまいります」としている。