JL北海道地域本部(細貝大衛本部長、光輪ロジスティクス)は12月11日、ホテルポールスター札幌で2021年度北海道地域本部大会を開催、およそ80人が参加し、各種表彰や講演会のほか、今年度の事業報告の発表などを行った。
細貝本部長は「一昨年の夏以来、なかなか集まることができず、本日は大変嬉しく思う。コロナ禍のおかげで新たにオンラインツールを手に入れた。これを活用して積極的に会議等を開いてほしい。また、安売りをしないようにしよう。ドライバー不足が現実となるので、適正な運賃を収受するよう今から努めてほしい」と呼びかけた。
JL連合会の迫慎二会長は「細貝本部長が話した通り、コロナ禍でWEB会議の有用性を発見した。次年度以降、WEB会議の活用により運営費を削減し、浮いた予算をシステム利用料の削減に充てることを検討している。何事もネガティブなことばかりではなく、ポジティブな面にも目を向け、活動してほしい」と挨拶を述べた。
今年度の地域本部スローガンを「北の大地 信頼で絆を結ぶJL北海道」と定め、地域本部の方針として「組織の拡充活性化」「JL認証制度の取得5%UP」「NEXT10の普及支援」「組合員大会出席率70%超を目指す(WEBを含む)」「社会貢献活動」「WEB活動の支援普及」「取引高前年比10%UP」「地域本部共同事業拡充」を掲げた。
報奨制度表彰式では、取引高前年対比UP率上位組合としてJL苫小牧、JL道央が表彰されたほか、取引高前年対比UP率上位組合員としてネストロジスティクス札幌営業所、光輪ロジスティクス、三和物流サービス、同UP金額上位組合員として弘和通商、光輪ロジスティクス、米澤通商札幌支店、契約1・契約2数上位組合員として緑東運輸、サントー札幌営業所、ネストロジスティクス札幌営業所、増員数上位組合としてJL旭川とJLフレンズ札幌がそれぞれ表彰を受けた。
また、社会貢献活動として、ジャスト・カーゴ(はたらく車の体験学習)、富良野通運(JR駅周辺環境整備)、誠和運輸(押しボタン式信号周辺除雪)、ニコー流通(「飛んでけ車いすの会」リングプル他運搬)の4社が表彰を受けた。
講演会では、ボトムアップパーソンズ協会の畑喜美夫理事長が「打てば響く組織作りと生き方ステージアップ」と題し、従業員が生き生きと働き、自走型の組織となるための考え方や、リーダーの役割などを説明した。