北海道運輸局は２月３日、引越し繁忙期にあたる３月から４月にかけて、引越し時期を分散化するよう利用者に要請するリリースを出した。
同リリースでは、「例年、引越事業においては、３月から４月にかけて依頼が集中」していることを報告、「引越時期の分散については、引越サービスの利用者の方々にも大きなメリット」があるとし、「３月末の土日の引越と比べて、引越代金が安くなった」「会社の従業員の引越に係るコストを抑えることができた」「引越時期をずらすことで、予約を取りやすくなった」といった利用者の声を紹介している。
また、同運輸局として、引越し時期の分散に向けて「商工会議所や行政機関を通じて、引越時期の分散化の検討要請」「４月期の人事異動に伴う引越を行う職員のいわゆる『赴任期間』の活用」などを行なっていると説明した。
なお、例年行なっている「北ト協などと連携した、分散引越キャンペーン」は、１月下旬に実施する予定だったが、コロナ対策まん延防止等重点措置の影響で延期とした。
