苫小牧東ICで「車輪脱落事故防止」啓発

北海道運輸局は6月7日、北海道警察、NEXCO東日本北海道支社と連携し、道央自動車道苫小牧東ICにおいて、車輪脱落事故防止の啓発を行なったと発表した。
車両制限令等違反車両への合同取り締まりに併せて行ったもので、実施日は同2日。16台のトラックに向けて啓発などを行なった。

大型車の車輪脱落事故が近年増加傾向にあることから、大型車の車輪脱落事故防止対策をさらに推進するため、国交省では2月に「大型車車輪脱落事故防止対策に係る調査・分析検討会」を設置し、車輪脱落事故の要因・調査・分析を進めるなどの取り組みを進めており、その一環として行なった。

札幌方面に向かうトラックを対象に、ホイール・ナットの緩みを確認するとともに、運転者に対して、確実な日常点検の実施と定期的なホイール・ナットの増し締めの励行の重要性について、周知徹底を図った。

北海道運輸局では「引き続き関係機関と連携し、車輪脱落事故防止に取り組んでいく」としている。

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