小学校で「はたらくくるま」イベント 北広島市の運送事業者中心に

北広島市に本社を置く運送事業者を中心に7月16日、北広島市立大曲小学校(工藤雅人校長)で1年生83人とその父兄らを対象として「はたらくクルマといっしょにあそぼう」と題した体験型イベントを開いた。
キャリア教育の一環として行ったもので、「子どもも大人も楽しみながら体験することで運送業界に興味を持ってもらう」ことをコンセプトとした。参観日にあわせて開催したことで父兄も多く参加、100人を超える地域住民に車両の説明や実際に動く姿などを見てもらったほか、運転席や荷台にも乗ってもらった。


丸吉ロジ(吉谷隆昭社長、北広島市)、エフ・シー・ティー(岩倉哲夫社長、同)、太陽運輸(太田豊子社長、同)、東栄運送(早瀬寿昭社長、同)に加え、幸楽輸送(札幌市清田区)が参加。このほか、サッポログループ物流東北支社(名取市)の諸岡知尚支社長が協力、約20人のスタッフにより運営した。
丸吉ロジの吉谷社長は、「みなさんの給食をはじめ、アイスやジュースも働く車があって食べたり飲んだりすることができます。実際の働く車に乗ったり、触ったりしてください」と挨拶を述べた。

会場には、トラクターヘッド2台、ウイングのシャーシ、ポールトレーラーのシャーシ、大型のウイング車、ユニック車、冷凍車、2㌧車、ショベルカーの合計9台の車両を持ち込んだ。デモンストレーションでは、それぞれ稼働する姿を披露。「冷凍車は走る冷凍庫でマイナス30度まで冷やせます」「ショベルカーは皆んなが眠っている間に雪はねをして、道を通れるようにしています」「ポールトレーラーは体育館の長さくらい伸びて、鉄道のレールや長い橋などを運んでいます」などと説明した。

その後、各車両を回ってもらい、運転席や荷台への試乗や、冷え切った冷凍車の荷台での冷感体験、ユニック車でのUFOキャッチャー体験、荷物を荷台に積み込む体験などを提供した。

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