日本パレットレンタル(加納尚美社長、東京都千代田区)は7月24日、国交省海事局が中心となって推進する「エコシップマーク認定制度」において、海上輸送を通じて環境負荷低減に貢献する企業に認定される「エコシップマーク」認定事業者にレンタルパレット業界で初めて選定されたと発表した。
同社は、パレットの普及促進とレンタルサービスを提供することにより、物流パレットの共同利用や共同回収事業を全国展開し、これにより、環境負荷の低減に資する事業を行うと共に、使用パレットの再利用を行っており、CO₂排出量の低減に積極的に取り組んでいる。
北海道からのレンタルパレットの回収の大半にフェリーによる無人航送を利用し、幹線経路においても大型トレーラーによる一括大量輸送を実施し、CO₂削減に大きく貢献していることが評価された。
北海道発本州向けパレット回送の輸送手段別シェアは2017年度実績で、船舶86%、鉄道14%であり、トラック 輸送は行っていない。