旭川開発建設部は10月17日、「道の駅」の物流における中継輸送拠点としての可能性を検討するため、実験に協力する運送事業者の募集を開始した。
同建設部は昨年度、「道の駅」の駐車場を長距離物流の中継輸送拠点として活用することで、トラックドライバーの長時間労働の負担を軽減し、「生産空間」の物流の維持を目指した中継輸送の実証実験を行なった。
この結果、ドライバーの労働時間・拘束時間等が改善したほか、人件費・トラックの燃料費・高速道路の料金等を合わせた輸送費用を約 45%低減、トラックからのCO2排出量を約 50%軽減する効果を確認した。
今年度も11 月下旬から約1か月間、道の駅「もち米の里☆なよろ」(名寄市)において、トラックによる中継輸送の実験を行う。
実験は、①ヘッド交換、②ドライバー交換、③荷物積み替えーの3つのパターンを予定。
募集期間は11月4日まで。