KCCS 無人自動走行ロボットを活用した移動販売の実証実験

京セラコミュニケーションシステム(KCCS、黒瀬善仁社長、京都市伏見区)は11月17日、石狩市緑苑台東地区において、無人自動走行ロボットを利用し、軽食や飲み物などを公園や高齢者向け住宅などで販売する実証実験を行うと発表した。石狩市とセコマが協力する。実施期間は同日から同25日。

緑苑台東地区の一部エリアの公道(車道)を活用し、軽食や飲み物などの販売を行う。セイコーマート緑苑台店で商品を積み込み、エリア内のサービス付き高齢者住宅、コミュニティーセンター、公園などをまわる。走行ルートの総延長は約5㎞。

同実証実験は、NEDOが公募し、2022年6月にKCCSが採択された「革新的ロボット研究開発基盤構築事業/自動配送ロボットによる配送サービスの実現」の取り組みの一環として行うもの。

走行中は遠隔から監視者がモニタリングし、状況に応じて無人自動走行ロボットを遠隔操縦する。
公道(車道)実証のための許可は北海道運輸局から保安基準緩和認定を受け、北海道警察から道路使用許可を取得、石狩市の協力を得て実施する。

同エリアでは、KCCSとヤマト運輸が同8日より「無人自動配送ロボットを活用した個人向け配送サービス」を行なっている。

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