イオン北海道株式会社(青栁英樹社長、札幌市白石区)は2月14日、食品廃棄物削減に関する理解と協力推進を目的として、イオン紋別店(紋別市)にて「フードドライブ」の取り組みを毎月行うと発表した。
スタートは3月5日〜11日の期間。以降、毎月5日~11日を定例として実施していく予定。道東地域で初めての取り組みとなる。
同社では2021年度に策定した中期経営計画において、食品廃棄物削減に取り組んでおり、フードドライブは「家庭で消費されずに残っている未開封かつ賞味期限内の加工食品」を店舗に持ち寄り、その後、必要とされている団体に届けることにより、食品廃棄物削減につながる取り組み。
同社と紋別市は2019年に「協働まちづくり」に関する包括連携協定を締結しており、今回イオン紋別店で回収した食品は紋別市を通じて、紋別市社会福祉協議会をはじめ、紋別市内の必要としている団体へ寄贈する。
回収する食品は、米、菓子、乾麺、缶詰、調味料、ジュース、インスタント・レトルト食品など。回収条件は、未開封かつ、賞味期限が記載され、残り期限が1カ月以上あり常温保存のもの。また、 製造者または販売者が表示され、成分表示またはアレルギー表示があるものなど。アルコール飲料、生鮮食品、冷凍食品、サプリメントなどは受付不可。
同社では、2022年3月にイオン札幌平岡店(札幌市清田区)でフードドライブの実証実験を行い、6月から正式にスタート。また、同11月からイオン上磯店(北斗市) でも同取り組みを開始している。