札ト協総会 髙橋氏副会長に新任

札ト協(松橋謙一会長、山登運輸)は5月17日、京王プラザホテル札幌で定時会員総会を開催、任期満了に伴う役員改選では、松橋会長をはじめ副会長6人が留任、見延和俊副会長(北海道通運)が退任し、髙橋博昭氏(岩見沢通運)が副会長に新たに就いた。このほか、佐々木憲治(月寒運輸)、杉本憲昭(杉本運輸)、藤岡弘勝(藤岡工業)の各氏が理事に新任、緑川清志(札幌清興サービス)、玉川豊仁(道央道路工業)の両氏が監事に新任した。

松橋会長は、2024年問題への対応について「残された時間はあと1年。対策が不十分な会員はまだ多いと思う。適正運賃や料金の収受がなければ前に進めない。運賃交渉ができる環境や手法をサポートしたい」と述べ、また、「今年は10月に全ト協の事業者大会が札幌で開かれる。業界のさらなる発展と飛躍につながるよう多くの参加をいただきたい」と呼びかけた。
さらに、燃料価格高騰に関する自治体からの支援について、令和4年度は札幌市からの支援がなかったことから、同年度3回にわたって要請を行った結果、同5年度は札ト協が行う補助事業に対して同市の一般会計より4500万円を新たに支援してもらうことになったと報告した。

令和4年度は、会員数が21社増加し1136社、協会加入率は71.3%となった。決算は事業活動収入1億8483万円、事業活動支出1億9287万円、前期繰越収支差額とあわせ3298万円を次期に繰越した。

 令和5年度予算では、事業活動収入1億8491万円、事業活動支出1億9814万円を計上した。

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