北海道労働局は1月16日、令和5年の北海道内の労働災害発生状況(12月末現在速報値)を発表した。
令和5年の全業種での死亡労働災害は48件となり、前年同期と比べて1人、2・0%減少した。休業4日以上の死傷者数は8040人で、前年同期と比べて3819人、32・2%の大幅な減少となった。
死亡労働災害を業種別で見ると、陸上貨物運送事業が9人と全業種の中で最も多く、全体の18・8%を占めた。前年同期と比べても125%増と2倍以上に増えた。
休業4日以上の死傷者数では、保健・衛生業が2187人と最も多く、陸上貨物運送事業は772人。陸上貨物運送事業では前年同期比で3人減り、0・3%の減少となった。