北洋銀行は7月7日、2020年の道内景気と賃金の動向についての調査結果を発表。
道内685社に聞き、392社から回答を得たもの。運輸業は27社が回答した。
道内景気の現状について、全産業で「悪化」が91%を占め、景気判断DIはマイナス88、前年同時期より67ポイント悪化した。
運輸業では、「回復」が4%、「横ばい」が12%、「悪化」が85%となり、景気判断DIはマイナス81。前年同時期より44ポイント悪化した。
道内景気が回復に転じる時期について、全産業では「2020年」が14%、「2021年」が59%、「2022年以降」が27%となった。
運輸業では「2020年」が26%、「2021年」が57%、「2022年以降」が17%となった。
また、賃金の動向について、全産業で定期給与(基本給・諸手当等)の引き上げ・引き上げ予定が66%、前年並みが15%、引き下げ・引き下げ予定が3%、未定が17%と回答。
特別賞与(賞与・期末手当等)では、引き上げ・引き上げ予定が10%、前年並みが33%、引き下げ・引き下げ予定が16%、未定が41%と回答した。
運輸業では、定期給与(基本給・諸手当等)の引き上げ・引き上げ予定が54%、前年並みが17%、引き下げ・引き下げ予定が4%、未定が25%となった。
特別賞与(賞与・期末手当等)では、引き上げ・引き上げ予定が12%、前年並みが28%、引き下げ・引き下げ予定が20%、未定が40%と回答した。