セコマ ANA便活用し愛媛産伊予柑を試験販売

ANAあきんど(菅谷とも子社長、東京都中央区)、セコマ(赤尾洋昭社長、札幌市中央区)、石丸農園を運営する修斗(石丸智仁社長、松山市)は2月22日、北海道最大のコンビニチェーン・セイコーマート120店舗において、ANA便による空輸を活用した愛媛産伊予柑の試験販売を実施すると発表した。
販売は同日より在庫がなくなるまで。

ANAあきんどは2021年に石丸農園と連携し、農園事業に新規参入。現在、みかん農園の耕作放棄地を再生利用し、そこで栽培されたみかんを、ANAのプラットフォームを活用して日本全国へ届けるANA「農園プロジェクト」に取り組んでいる。

セコマは、北海道を中心に独自のサプライチェーンを構築し、原材料の生産・調達から食品製造、物流、小売を垂直的に統合することで、地域産品を積極的に活用した商品開発・製造を担っている。北海道内だけではなく、全国各地の農協や生産者から直接原材料の供給を受け、自社の物流網を活用することで中間コストを抑制し、旬の果物や野菜を手頃な価格で提供することに取り組んでいる。

鮮度を維持したままで北海道まで輸送することが難しい道外各地の青果物を空輸することで、旬のおいしさをスピーディに北海道の消費者に届ける。今回、ともに地域の活性化に取り組む3社の思いが一致し、販売の実現に至った。今回、石丸農園産の伊予柑を空輸により出荷後できるだけスピーディに道内のセイコーマート店舗で販売する。

今回の試験販売を契機として、ANAあきんどとセコマは、ANA便を活用した新たな地域間物流に取り組み、地域の皆様へ新たな旬の味覚を届けていくとしている。

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