JR貨物 北海道新幹線との共用走行区間の技能向上のためシュミレータ導入

JR貨物は9月12日、2016年3月より運行開始した北海道新幹線との共用走行区間を運転する運転士の技能向上を目的として、同区間で運用しているEH800形式交流電気機関車に対応した「EH800形式交流電気機関車運転士異常時対応訓練用シミュレータ」を導入したと発表。使用開始時期は今年6月から。

この訓練用シミュレータは現在全国に6箇所配置しており、北海道新幹線との共用走行区間は、通常の在来線と異なる運転取扱いを行う必要があることから今般開発。 導入に際しては、従来のシミュレータに加えて、走行区間の特性に合わせた機能を新たに追加した。
同社では、「今後も運転士のみならず社員の教育・訓練を充実させ、貨物列車の運行に関して、安全の確立を前提とした安定輸送の確保に努めていく」としている。

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