価格転嫁に関する道内企業の実態調査 帝国データ

帝国データバンク札幌支店は9月26日、価格転嫁に関する道内企業の実態調査(2023年7月)の結果を公表した。7月18日〜31日にかけて、道内1190社に聞き、有効回答企業は511社(回答率42.9%)。

自社の主な商品・サービスにおいて、コストの上昇分を販売価格やサービス料金にどの程度転嫁できているかと尋ねたところ、コストの上昇分に対して「多少なりとも価格転嫁できている」企業は71.4%となった。「5割以上8割未満」が18.8%で最も高く、以下、「2割以上5割未満」(16.8%)、「2割未満」(16.2%)、「8割以上」(13.9%)と続いた。「10 割すべて転嫁できている」企業は5.7%。一方で、「全く価格転嫁できない」企業は13.1%と、前回調査(2022 年 12 月)より1.5 ポイ ント低下したが、現時点でも価格転嫁が全くできていない企業が1割を超えている。

コスト上昇分に対する販売価格への転嫁度合いを示す「価格転嫁率」は44.8%だった。これはコストが100円上昇した場合に44.8円しか販売価格に反映できていないことを示しており、前回調査(41.5 円)より3.3 円転嫁が進んだが、依然として6割弱のコストを企業が負担する状態が続いている。

価格転嫁率を業界別にみると、価格転嫁率が高い業界では、「卸売」が 57.9%でトップ。「運輸・倉庫」は24.8%だった。

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