シズナイロゴス(伊藤功一郎社長、札幌市白石区)は3月11日、京王プラザ札幌で「職員セミナー・経営発表会」を開催し、来期の事業や経営戦略などを報告したほか、各拠点による生産性向上に向けた取り組みなどを発表。各種表彰も行った。
伊藤社長は「これまでと同様、『変わっていくことを楽しんでください』をスローガンに設定した。これは社風として根付くまで変えない」と宣言した。
来期の展開として、「人」に焦点をあてた取り組みを進めていくと強調し、①3PLの業務拡大、新しい切り口への仕掛け②外国人労働者の活用、日本語学校の本格的稼働③IT化による働き方改革④新規事業への挑戦ーを4本柱として掲げた。
伊藤社長は「これらは全てつながっており、人をキーにしながら事業を進めていく。センターは人を育てる場所。ざっくばらんにコミュニケーションをとることで、センター業務、配送業務とも生産性を上げる方法を考えて欲しい」と述べ、外国人労働者の活用をはじめ、冷蔵帯である医薬品の取り扱い拡大、センターや配送で日々蓄積されるデータを活用した業務効率化などの施策を発表した。
また、来期は売上高35億5000万円、経常利益1億1300万円と増収増益の計画を発表し、今後、社内体制を大きく変える準備期間として、センターの営業拠点のを3つのエリアに分け、エリアごとに人員の配置、採用や研修などを最適化する取り組みをはじめると報告した。