運送事業経営塾 物流DXについて学ぶ

運送事業経営塾(工藤英人塾生代表、工藤商事)は10月16日、札幌市民交流プラザで「物流DX」についての勉強会を開催し、約15人が参加した。

アセンド(東京都新宿区)の日下瑞樹社長が「物流DXの実践」をテーマにリモートで講演。日下氏は「2024年問題はm 荷主の物流管理責任の意識を高め、物流改革を進める大きなチャンス。運賃交渉の成功に向けて、データやエビデンスの用意が必須になる。原価管理のポイントは、業務と原価データをつなげることであり、システムを活用することでこれらが可能となり、運賃交渉に活用できる」と述べ、同社が実際に支援を行なった運賃交渉の実践事例を示した。原価計算に必要なデータの定義・収集や、車両ごと・コースごとの原価按分のロジックの設定などを支援することで、提示額どおりでの交渉を成功させたと紹介した。
この後、DXに関する取り組み状況や課題について、グループに分かれてディスカッションを行なった。

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