寒地土木研 「吹雪の視界情報」運用を開始

寒地土木研究所は11月17日、北海道において、北の道ナビ「吹雪の視界情報」の運用 とメールによる自動配信を始めると発表した。期間は同22日から令和6年4月上旬までを予定。
「吹雪時の視界状況(現況・予測)」では、5段階に区分して提供する。北海道においては、旧市町村を基本とした221エリアで情報提供する。吹雪予測のメール配信(パソコン、スマートフォン等)も行う。
適中率は約8割。北海道版の前年度の平均アクセス数は1日あたり約4500 件。最大アクセス数は1日で約2万4000 件。

同研究所では、吹雪による視程障害予測の研究開発を開始し、一般道路利用者や道路管理者の判断支援のための情報提供技術の確立に向けて、予測精度の向上や情報提供手法の改良に取り組んでいる。今冬もこれまでの取り組みを踏まえ、北海道において、北の道ナビ「吹雪の視界情報」の運用を行う。

「このポータルサイトを活用いただき暴風雪災害の未然防止、軽減への貢献につながることを期待する」としている。

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