Wolt Japan(東京都渋谷区)は5月16日、Woltラッピングを施した日産の軽EV「SAKURA」でのデリバリーを、札幌と盛岡の2エリアにて同日より開始すると発表した。EVを利用してのデリバリーは日本では初めての試み。
二酸化炭素排出量削減への取り組みを加速させるため、EV自動車でのデリバリー開始を決定。積雪地域では冬季の配達の90%以上、夏季でも85%以上が車を用いて行われることから、まずは積雪の多い札幌・盛岡の2エリアからトライアルを実施する。2022年10月の軽貨物の規制緩和を受け、今後増加が予想される軽自動車を利用してのデリバリーを念頭に、日産とタッグを組んだ。環境への配慮とともにEVのスムーズかつ力強い走りで、配達パートナーにとっても快適なデリバリー環境を提供する。
デリバリー開始に際し、北海道日産西店にて、「Wolt×日産EV自動車SAKURAデリバリー出発式」を実施。北海道日産からキーが贈呈され、配達パートナーが初の配達に出発した。
今後も、Woltでは地域に根ざしたサステナビリティプロジェクトの実践を通じて、サービスを展開している街やコミュニティへ貢献していくとしている。