アークス「BtoBプラットフォーム請求書」導入

インフォマート(中島健社長、東京都港区)は6月13日、提供している「BtoBプラットフォーム 請求書」が、アークス(横山清会長、札幌市中央区)に導入されたと発表した。

アークスは「ラルズ(北海道)」「ユニバース(青森県)」「オータニ(栃木県)」など地域密着型のスーパーマーケット10社・375店舗と関連事業会社1社を擁する食品流通グループ。

発行する請求書は月に約230件で、半数以上はアークスグループ共通のポイントカード「アークスRARAカード」の外部提携店への請求書。請求書の作成は、財務・経理グループの3~4人で行っていた。

「BtoBプラットフォーム 請求書」の導入前は、請求書の印刷や封入作業にかかる時間と手間、承認に必要な押印フローの煩雑さ、発行後に保管する控えの管理などが課題だった。130件ほどある外部提携店への請求書を例にすると、請求データを受け取ってから投函するまで、5営業日ほど必要だった。

月に約230件発行する請求書の8割をデジタル化し、残りの2割はオプション機能の「郵送代行サービス」を利用。担当者の負担にならないよう、フローは変えず、ペーパーレスで押印が不要になり、封入等の郵送作業にかかる時間や手間がなくなった。請求書を受け取る側とっても、時間短縮につながった。

アークスグループでは、アークスのほかに4社のグループ会社が「BtoBプラットフォーム請求書」を導入、残り6社にも導入を広げていきたいとしている。

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