Ａｍａｚｏｎ（東京都目黒区）は８月５日、北海道への航空輸送の利用を開始し、道内への翌日配送を拡大すると発表した。これにより、Ａｍａｚｏｎで購入できる７００万点以上の商品の翌日配送が、47都道府県全てで利用できるようになった。
従来、北海道への配送はトラックとフェリーで行い、数日を要していたが、空輸を利用することで、道内で初めて翌日配送が可能になった。同社では、羽田空港から新千歳空港へ運航されている旅客機の空いた貨物スペースを活用し、１カ月に数十万個の商品を配送する予定。離島を除く道内の消費者は、前日正午までに注文することで、翌日に商品を受け取ることができる。また、札幌市、旭川市、函館市、帯広市などの一部の地域において、約20万点の商品の当日配送も利用できるようになる。
アマゾンジャパン合同会社、アマゾンロジスティクス代表のアヴァニシュ ナライン シング氏は「このたび、北海道への初の翌日配送を実現することができ、全国47都道府県のみなさまにＡｍａｚｏｎの翌日配送のサービスを利用いただけるようになったことを大変嬉しく思う。北海道への配送網拡充により、今後、道民のみなさまのみならず、仕事や旅行で一時的に滞在される方など、より多くのお客様に迅速で利便性の高いＡｍａｚｏｎのサービスを利用いただけるようになる。今後も安全で迅速かつ確実に商品をお届けできるよう、配送ネットワークを強化していく」とコメント。
