雪印メグミルク・サツラク農業協同組合 業務提携の検討開始 製造・物流・調達面で連携

雪印メグミルクは3月26日、サツラク農業協同組合(山本裕康代表理事組合長、札幌市東区)と業務提携を検討していくことに合意し、基本合意書を締結したと発表。

創業の起源を同一にする同社とサツラク農業協同組合が製造や物流、調達などの分野で連携を強化し、持続的で効率的な乳製品の安定供給に取り組むことを目指す。

両者は今後、協業検討委員会を設置し、協議を進めていくが、営業面では両者間で公正で自由な競争が行われることを前提とし、営業を除くミルクサプライチェーンについての提携を幅広く検討する。

業務提携の検討例として、「生産の受委託を通じた工場など施設の効率的活用」「物流の相互利用による効率化」「資材の共同購入」などをあげている。

現在の協業の取り組みの状況としては、同社は1998年からサツラク農業協同組合の子会社であるミルクの郷への出資と製造委託を行っている。

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