北海道労働局「令和6年度の過労死等の労災補償状況」 「脳・心臓疾患」、支給件数は「運輸業・郵便業」が最多

北海道労働局は6月27日、北海道における令和6年度の過労死等の労災補償状況を公表。

「脳・心臓疾患」の労災補償状況では、全体で請求件数は26件と前年度より1件(3・7%)減少。支給決定件数は3件で、同5件(62・5%)減少した。
業種別(大分類)では、請求件数は「運輸業・郵便業」が7件と建設業(10件)に次いで多かった。支給決定件数は「運輸業・郵便業」が2件で最も多かった。
職種別(大分類)では、請求件数は「輸送・機械運転従事者」が5件となり、「管理的職業従事者」(8件)に次いで多く、支給決定件数は「輸送・機械運転従事者」が2件と最多だった。

「精神障害」の労災補償状況は、全体で請求件数が118件となり、同7件(5・6%)の減少。支給決定件数は45件で前年度と同数。
業種別(大分類)では、請求件数は「医療・福祉」が34件と最も多く、「運輸業・郵便業」は9件だった。支給決定件数も「医療,福祉」が11件と最多で、「運輸業・郵便業」は7件と2番目に多かった。
職種別(大分類)では、請求件数は「専門的・技術的職業従事者」が28件と最も多く、「輸送・機械運転従事者」は3件。
支給決定件数は「専門的・技術的職業従事者」12件で最多となり、「輸送・機械運転従事者」は4件だった。

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