苫小牧国際CT 運営体制を縮小 RTG稼働4基に削減

苫小牧国際コンテナターミナル(CT)は10月から、コンテナターミナルの運営体制を変更し、荷役機械のラバータイヤガントリークレーン(RTG)の稼働を1基削減する。

同CTではこれまで、ターミナルの内のRTGを5基稼働させて船揚げ積みコンテナの受入れと、外来トラックの搬出入の業務を行ってきたが、昨今の労務費・機械維持管理費・燃料費など諸コストの急激な高騰に加え、一昨年度以降の同港コンテナ取扱数量の減少が経営を圧迫していた。

価格転嫁も進まず、収支改善を目的とした経費削減に着手しなければならない状況に至ったため、その対応の第1段階として、CT内のRTGの稼働を減らし、4基稼働体制とする。
これに伴い、コンテナ船の荷役作業受入れ体制を現状の同時3隻から2隻に縮小させる。

「コンテナ搬出入業務は、外来引取りトラックのコンテナの積込みや卸しまでの待ち時間が混雑により増加することが予想され、一旦中止となる場合が増えることも予想される。迷惑をお掛けすることが増えることとなるが、ご理解のほど重ねてお願い申し上げる」としている。

また「この度の運営の体制縮小に関して、利用者の皆様に大変なご不便をおかけすることとなるが、 北海道の約8割のコンテナを取扱う苫小牧港の国際CT事業の維持を目的としたものである事を理解いただけるようお願い申し上げる」としている。

ターミナル事業運営は、1997年4月に苫小牧の港湾運送事業免許を有する5社が民間100%で協同組合を設立し、21年1月に株式会社へ組織変更している。現在の主要株主は、苫小牧栗林運輸、ナラサキスタックス、NX北旺運輸、苫小牧埠頭、苫小牧北倉港運の5社。

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