北海道労働局と北海道は1月17日、物流業界を対象とした「地元企業見学バスツアー」を開催した。
札幌市近郊の物流業への就業に興味のある求職中の離・転職者を対象としたもので、参加者はジャスト・カーゴ(清野敏彦社長、石狩市)と丸吉運輸機工(吉谷隆昭社長、北広島市)を訪問し、それぞれの企業概要、事業の内容、物流業界で働くことの意義や楽しさを聞いたほか、現場や荷主企業の構内などを見学した。
ジャスト・カーゴでは、清野社長が「物流業界は深刻な人材不足に陥っているが、全国の社会・経済にとって非常に重要な役割を果たしている業種であることを知って欲しい」と述べ、「安心と安全をモットーに、幸せと感動をお届けします」という企業理念を説明。
このほか、全車両にデジタコを装備した環境に優しい輸送サービスの追及、鉄道・海運の活用による環境に優しいモーダルシフトの提案、産業廃棄物の分野でゼロエミッションを目指した取り組みの提案など、同社の事業内容を解説した。
丸吉運輸機工では、吉谷社長が同社の事業展開を説明したほか、ポールトレーラーなど鋼材輸送に活用する車両や現場の見学を行った。