北ト協は3月19日、ホテルポールスター札幌 で荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたセミナー」を開催する。
トラック運送業はドライバー不足が大きな課題となっており、物流が継続的にその機能を果 たしていく上では、荷主と連携してトラックドライバーの長時間労働の改善を図るとともに、物流の生産性向上を図っていく必要がある。
厚労省及び国交省では、トラック事業者と荷主が連携して実施した、トラック運送事業におけ る荷待ち時間の削減や荷役作業の効率化など長時間労働の抑制を図るためのパイロット事業の成果を取りまとめたガイドラインを昨年 11 月に公表した。
同セミナーでは、同ガイドラインの具体的な改善事例の紹介等を行う。
北海道運輸局自動車交通部貨物課が「トラック運送サービスを持続的に提供可能とするためのガイドライン」、北海道労働局労働基準部監督課が「 改正労働基準法」、日通総研の大島弘明取締役が「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン及び事例紹介」についてそれぞれ説明する。
参加費は無料。同ト協の会員以外も参加できる。