グリーンパワーインベストメント（坂木 満社長、東京都港区）とJERA（奥田久栄社長、同中央区）は１月４日、特別目的会社（SPC）であるグリーンパワー石狩を通じて保有する、日本初の8000kW大型風車を採用した国内最大規模の商用洋上風力発電所である「石狩湾新港洋上風力発電所」において、同１日より商業運転を開始したと発表。
同発電所は石狩湾新港に位置し、単機出力8000kWの風力発電機を14基設置、総出力は11万2000kWとなる。発電した電力は、同発電所の特徴でもある18万kWhの蓄電池容量を持つプロジェクト変電所を経由し、北海道電力ネットワーク西札幌変電所を経て同社へ全量供給する。
両社では「再生可能エネルギー事業の普及を通じて、地域の未来をともに考えていくことを理念に据えている。今後は本事業を安定的に運営し、さらに本事業を通じた地域振興を石狩市、小樽市、および地域の皆さまとともに取り組んでいく予定」としている。
