トッキュウ 交通・労働災害事故防止安全大会 60周年に向け「誠進」

トッキュウ(工藤修二社長、岩見沢市)を中心としたトッキュウグループは4月20日、岩見沢市民会館で「平成30年度交通・労働災害事故防止安全大会」を開催。今回で32回目となり、グループ企業の従業員のほか、荷主企業、協力会社、行政・関連団体などが参加した。

 工藤社長は、今年の経営スローガンの「誠進」について「創業からの誠心誠意の精神で全員一丸となり力強く進むという想いを込めた」と説明。来年6月に満60周年を迎えることから、「節目の前年となる今年は、創業者から継承されてきた『誠』『まごころ』の原点に立ち返ることが必要と考えた。もう一度後ろを振り返り、足元を見直し、節目の年につなげていきたい」と述べ、従業員に向かって「安全・無事故の原点として、1人1人が地域のみなさまと連携し、ヒューマネラーをなくす行動の実践を約束するとともに、職場内で心の通ったコミュニケーションづくりに時間と情熱を注いでもらいたい」と呼びかけた。

 事業展開については、「昨年6月に東京都千代田区に東京事務所を開設したほか、札幌市白石区に約1000坪の土地を取得し、札幌東営業所のヤードとして活用している。今年3月には愛知県大府市に1460坪の土地を取得、事務所と倉庫5棟を構え、分散していた中部営業所の倉庫を自社物件に集約し、業務効率化と中継拠点として5月中旬から正式に稼働させる。また、待望だった本社社屋の建設にも着手した」と報告した。
 このほか、従業員の永年勤続・ベスト協力者表彰や新入社員の紹介、ドライバーの体験発表などが行われ、アクサ生命保険札幌FA支社の森脇徹氏による講演が行われた。

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