北海道運輸局 平成30年度の自動車運送事業の監査・行政処分等の概要 監査実施件数86件

北海道運輸局は6月7日、「平成30年度の自動車運送事業の監査・行政処分等の概要」を公表した(行政処分等件数は、同年度以前に実施した監査に係る件数も含まれる)。

トラック運送事業では、「監査実施件数」は特別監査0件、一般監査(臨店)69件、一般監査(呼出)17件で合計86件だった。

処分の内訳は、許可の取消0件、事業停止2件、車両使用停止55件(延べ使用停止日車数2675日車、延べ使用停止車両数88両)、文書警告24件、文書勧告0件だった(なお、車両使用停止には、事業停止処分事業者の日車数等は含まれない。また、許可の取消について、上記監査によらない許可の取消が1件あり)。

「監査実施端緒」では、適正化実施機関等からの情報が24件、死亡事故(第一当事者)が2件、公安委員会からの通報が12件、労働局からの通報が5件、監査後事業用自動車移動先事業者が2件、その他事故・法令違反・苦情等が41件となった。改善未報告、事故報告書等未提出、新規許可等事業者、長期監査未実施事業者はそれぞれ0件だった。

「行政処分等に係る違反事項」では、運行管理関係違反が201件と全体の41%を占め、次いで、車両関係違反が全体の13%、指導監督関係違反が12%、運転者台帳関係違反が9%、適性診断受診状況違反が6%、事業計画違反が5%となった。

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