明治  新工場を恵庭市に建設  道内の市乳工場を再編

明治(松田克也社長、東京都中央区)は7月2日、恵庭市の恵庭テクノパーク内に市乳新工場の建設を決定したと発表。
延べ床面積は約1万7000㎡、牛乳の生産能力は年間約7万kl、総投資額は約120億円。2022年6月から順次生産を開始する計画。

同社の北海道における市乳工場である札幌工場と旭川工場は、北海道内および都府県へ市乳製品を供給しているが、両工場では建物や設備の老朽化が進行していることから、北海道における市乳生産体制を再編。
2020年12月に札幌工場での生産を中止、2021年3月に新工場の着工を予定、2022年6月から新工場での生産を開始し、2023年3月に旭川工場での生産を中止する。
新工場では、牛乳の生産体制を強化するとともに生産性向上を実現することにより、事業の競争力強化を図っていく。

また、新工場では、CO2排出削減に向けた太陽光パネルの設置やコージェネレーションシステムの導入、水資源の徹底的な再利用などに取り組む。「生活必需品である牛乳の安定供給に加え、サステナビリティへの取り組みも強化することで、持続可能な社会の実現に向け、引き続き事業を通じた社会課題解決に貢献していく」としている。

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